西川先生のアクティブ・ラーニング

こんばんは!あきです🍂

 

「主体的・対話的で深い学び」を実践するように言われて数年が経ちました。
私も授業に慣れてきて、大学生の時に学んだ授業方法を自分なりにアレンジして、上記授業を目指していますが、少し限界を感じているところです。
そこで、西川純先生の『週イチでできる!アクティブ・ラーニングの始め方』に出会い、まずはこれをやってみよう、と思いました。

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下記内容は、本の内容を参考にしつつ私なりの解釈を加えたものです。

 


アクティブ・ラーニングの目的は、社会に出たときに役に立つ力を養うこと。
この力とは、もう少し具体的にいうと、人とうまく付き合い、自分に必要な能力を持つひとに協力を仰ぐことができるような力である。

アクティブ・ラーニングでは全員が課題を達成できるようにするために他者と協働する。

教える立場になるひとは、相手が心から納得できるように 説明を試みる。
教えてもらう立場になるひとは、わからないことを説明し、教えを乞い、納得するまで考える。

また、全員で課題を達成するために、普段は話すことが少ないひととも交流したり、教えてもらったことを教える立場として広めたりする必要がある。

さらに、自分教える・教えられるという関係にならなくとも、他者と意見を交流しながら問題を解決していくことがある。
こういった経験が、学級という集団をつくり、社会にでたときには 、仕事などで他者と協力できるようになる。

アクティブ・ラーニングの授業では、教師は教える人ではなく子ども同士が教えあう「きっかけ」を作る人である必要がある。
例えば、誤答をみつけたときには、それを指導するのではなく、クラス全体に聞こえるように「〇〇と書いているひとがいるけど、△△と書いているひともいるね」などとつぶやいてみる。そうしたら、子どもは周囲の意見と照らし あわせ、違いについて議論し、正答を見つけていくようになる。

このときの学習課題は、無駄に作りこんだものである必要はない。 不在のときの自習課題のようなものを与えればよい。

 


私は、アクティブ・ラーニングを実施するにあたって、一番難しいと考えていたのは課題づくりでした。
深く考えるための特別な課題を用意し、十分に授業構成を練って、 ようやくアクティブ・ラーニングが実施できると思っていました。でも、それでは日常的に実践することができません。
西川先生のアクティブ・ラーニングでは、特別な課題は必要ない、ということが、私にもできそうと思える一番の原因といえます。
まだ実践には至っていませんが、何度も繰り返し読み、自分のものにしながら授業に取り組んでみたいと思います。
いつか実践報告をアップしたいです。

 

 

2023.6.7

あき🍂